- 博士論文公聴会 (2026年4月30日)
- 「フィードバック制御する電力可変な較正光源を用いた 宇宙マイクロ波背景放射望遠鏡のビームパターン測定手法」
- 廣瀬 開陽
- 宇宙が誕生直後に指数関数的な膨張をしたとするインフレーション理論の実験的検証を目指して、初期宇宙に生じた原始 重力波が宇宙マイクロ波背景放射(CMB)に刻む”Bモード” と呼ばれる偏光パターンの探索が待たれている。この信号は 輝度温度にしてnK 程度の極めて弱い放射のため、銀河等に由来する放射(前景放射)の漏れ込みを防ぐことが肝要であ る。将来実験では、60 dB 程度の高いダイナミックレンジで望遠鏡のビームパターンを測定し、漏れ込みの原因となるサ イドローブ(視線方向以外への望ましくない感度)を予め精度良く評価・検証することが求められている。 CMB望遠鏡が擁する超伝導転移端(TES)ボロメーターは、飽和電力がpW 程度と極めて小さくダイナミックレンジが狭 いため、天体などの光源を用いたビームパターン測定では十分なダイナミックレンジを確保できない。
















「高エネルギー宇宙線の太陽の影と太陽磁場の研究」