- 物理学会発表 (2026年9月14日)
- 日本物理学会でM2の竹山君が研究報告。
- 「大規模空気シャワーアレイのための分散型データ収集システムの研究(II)」
- 竹山祐希, 大西宗博, 片寄祐作, 川田和正 (日本物理学会、第81回年次大会、9月14日、14pE523-14 )
- 概要:我々は、Sub-PeVからPeV領域における宇宙ガンマ線の高精度観測を目指し、約1 km²の観測面積に千台以上の地表空気シャワー検出器を配置する大規模検出器アレイの構築と、それを複数の小アレイに分割した分散型データ収集システムを検討している。このシステムでは、小アレイ間の高精度な時刻同期が不可欠であるため、サブナノ秒精度での時刻同期を保証する技術である”White Rabbit” (WR)を使用予定である。 2つのWRスレーブノードを、5 mと1 kmの異なる長さの光ファイバでマスターノードと接続し、スレーブノード間のPPSの立ち上がりタイミングの差を測定した結果、0.1 ns未満に抑えられていることを確認した。9つに分割したシャワーアレイを使った空気シャワー測定について、この結果を反映した、モンテカルロシミュレーションを実施し、WRをデータ収集システムに用いた際のアレイ性能を評価した。WRによって小アレイ間の時刻同期が約0.1 nsの精度で実現できる場合、100 TeVのガンマ線に対して図2のように約0.45°の角度分解能が期待できることがわかった。



















「高エネルギー宇宙線の太陽の影と太陽磁場の研究」